■ あらすじ ■  

女は‘パンソリ’をやっては行けなかった時代。‘ソリ’が運命の少女が現れた。

禁忌を破るものは命がなくなる時代、朝鮮末期。朝鮮最初のパンソリ学校、‘トンリジョンサ’の首長「シン・ジェヒョ」の前に‘ソリ’をやりたい少女「ジン・チェソン」が現れる。

幼い頃親を亡くし偶然出会った「シン・ジェヒョ」の美しい‘ソリ’を忘れず、‘ソリクン’を夢見て来た「チェソン」。しかし、「シン・ジェヒョ」は女を‘ソリ’をやってはいけない理由で「チェソン」の願いを断る。「チェソン」は諦めず男装までして‘トンリジョンサ’へ入るが、「シン・ジェヒョ」は彼女を弟子として認めない。

しかし、興宣大院君が開催する全国の‘ソリクン’のための競演‘ナクソンヨン’の話を聞いて、「シン・ジェヒョ」は本物の‘春香歌’を歌えるたった一人、男は絶対まねのできない声の持ち主「チェソン」を受け入れようと決心する。そして、「チェソン」が女であることがばれたら皆が死を避けられない危険の中、「チェソン」に自身のすべてを教えるのだが…

１８６７年、朝鮮最初の女ソリクンの物語「桃梨花歌（トリファガ）」